今まで、自分のことしか考えてなかった。
受け取ることしか考えてなかった。
自分の人生をしっかり生きだしたら、時間が惜しくなり、人のためにも生きたくなった。
36才でやっと、親との残りの時間を大事にし、親孝行したいと心から思うようになった。
人生のつらいとき、猫に救われた。だからこの世から一匹でも不幸な猫を救いたい。
もう少しで今住んでいる地元から離れるだろう。
上京して戻って、離婚して戻っても、いつも何も言わず暖かく受け入れてくれた。
当たり前のようだけど、なんてありがたいことだろう。
甘えすぎてしまった。
早く地元からでたい、この町は好きではない。つらい思い出もたくさんある。
そう思っていた。しかしいざ離れると決めるといかにここが慣れ親しんだ場所であり、こんなに思い入れがあったのかと本当にあらためて気づかされる。
離れることでさみしい気持ちがわきあがるなんて思ってもなかった。
なにもない日々のようだけど、着実に思い出になっている日々を過ごせていた自分がいたことに気がつく。出会えた人、大切な人を思い浮かべる。みんな元気でいてほしい。
決断とは断つことを決めること。
断つことにとらわれていては前には進めない。頑張る時だ。
環境を変えて生きるのはかなりエネルギーを使う。でも達成できたらまた一つ自分の自信になる。
やりたいことで生きるため、ひとのために生きるため、予測できないことを想像しては怖くなって仕方ないけど自分を信じて進んでいこう。